【悲報】ナビダイヤル通話料－「かけ放題」や「無料通話｣は対象外！
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「0570」からはじまるナビダイヤル。
この電話番号に電話した経験は、誰しも一度や二度はお持ちでしょう。
- 宅配便の集荷・配達
- 各種カスタマーセンター
- チケットの申し込み
などなど、多くの電話窓口で見かけるようになったナビダイヤル。
ナビダイヤルとは？
ナビダイヤルとは、簡単に言えばフリーダイヤルの下位サービスです。
フリーダイヤルでは、当然電話を受ける着信元の企業・団体側が、通話料金を全額負担します。
携帯電話からの着信は勿論のこと、固定電話からであっても、着信元の企業から遠く離れた場所からの電話は、通話料金が非常に高額になる恐れがあります。
その為、一部のフリーダイヤルでは、着信元から離れた地域や、携帯電話からの着信を拒否するなど、金額を抑える設定がなされていることも珍しくもありません。
ナビダイヤはさらに一歩踏み込んだサービスです。
具体的にはコールセンターなど、着信元までの料金を全国一律に設定し、その料金を発信者に負担させるものです。
一般固定・IP電話からは「3分8.64円」や「60秒10.8円」、携帯電話からは「22.5秒10円」程度の料金設定が一般的なようです。
ナビダイヤルに発信すると、「○○秒毎に○○円の通話料金がかかります」というアナウンスが流れ、課金がスタートします。
ナビダイヤルの課金対象
ではこの料金の課金対象とは、どの程度までだかご存知ですが？
最近の電話の主役は携帯電話。ドコモが発表した「かけ放題」プランに追随し、大手３キャリアやWILLCOMは、既にこの手のプランを積極的に獲得しています。
自分は「かけ放題」プランだからナビダイヤルなんて関係ないね！
そう思ったそこのアナタは甘い！
実はそうではないんです。
ナビダイヤルでは「かけ放題」や、従来からの携帯電話の無料通話分は適用外です。
つまり如何なるプランに加入していようとも、ナビダイヤルに電話したが最後、キッチリ22.5秒毎に10円程度の通話料金が徴収される訳です。ちっとも「かけ放題」でも「誰とでも定額」でもない訳です。
ですから正解は「対象は全ての電話｣となります。
ソフトバンクのホワイトプランや他社の同様のサービス、MVNOなど、無料通話が一切無く、30秒あたり21.6円の通話料金がかかるプランを使っている人間にはあまり影響がありませんが、無料通話が山のように余っている人や、かけ放題系のプランに入っている人にとっては、迷惑極まりないシステムなのです。
もう悪魔の書き残した暗号にしか見えません・・・
ちなみに「050plus｣などのIP電話アプリから、ナビダイヤルへの発信は拒否されます。これが受付されるようであれば、携帯電話からの発信であっても固定電話並みの「3分8.64円」でかけられるのですが、世の中そんなに甘くは無いようです。
しかも前述の通り、ナビダイヤルは各種チケットの申し込みや、製品・サービスのサポートダイヤルなどに使われることが多く、１回の電話が長電話になりがちです。
ナビダイヤルを設置している多く企業は「03｣（東京）などの、一般固定電話の番号を併設してくれていません。よって泣く泣くナビダイヤルに掛けざるを得ないのが現状です。せっかくの「かけ放題」なんだから、一般電話回線を用意してくれれば、タダで電話できるのに・・・
余計なことしてんじゃねー！！！
って思わず叫びたくなりもますよね。
携帯電話のプランは高サービス・高料金のキャリアと、低サービス・低料金のMVNOの二極化に向かっています。そこでキャリアの強みとなるのは「かけ放題」。
こうした時流は、当然ナビダイヤルを提供する企業とて掴んでいるはずです。自らのコストカットばかりに気を取られて、時流を読み、ユーザー目線で物事に取り組む姿勢を忘れてしまっては、元も子もないような気がするのですが・・・。
早急に改善されることを望むばかりです。
とりあえずの対策としては、兎に角ナビダイヤルがデカデカと明記されている場合でも、なるべくウェブなどで検索して、
通常の番号にかけましょう！
あわせて読んでいただけると有難いですm(_ _)m
