ノートパソコンのキーボード修理を素人が自分でやってみた!
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ノートパソコンのキーボードはデスクトップの様に壊れても簡単に交換することが出来ません。
そしてその足元をガッツリ見られて安くても6,000円~数万円に上ることも・・・
だったら自分でやってしまおう!という訳です。
不幸は突然に
ノートパソコンのキーボードが壊れました。しかもよりによって頻度の高い「Y」。
ワーイo(^▽^)o
キーボタンを支えていたパンタグラフが割れてしまい、修復不可能。
とりあえずサブのパソコンを持ち出してきたが、どうも使い勝手が悪いんですよね。
ネットで修理代金を調べたら、バカ高い!大体安くても6,000円~で、中には数万円かかったなんて書き込みもざら。
まぁ、別にコーヒーこぼしたわけでもないし、単純なキーボード交換だけだから、流石に10,000円を超えることはないだろうけど、それにしても高い!
って訳で自分で交換してみることにしました。
準備
まずは電源やらマウスやらコード類とバッテリーを外す。
怪我やさらなる故障の原因になります。必ずバッテリーは外しましょう。
また、最悪のケースを想定して、外付けのHDDなどにデータのバックアップは取っておきましょう。
分解
キーボードはほとんどのものが、裏からネジで留められています。
さあここからが天国と地獄の分かれ目です。
①本体をひっくり返していくつかの見えるネジを外せばOKなタイプ。
②裏のカバーを外し、内部の基盤の中にあるネジを外さなければいけないタイプ。
私のタイプは残念ながら②でした・・・
まずは裏のカバーを外して・・・
基盤を露出させます。
冷却ファンなどいくつかの部品を取り外すと・・・
ありました!このネジですね!憎い奴め!!!
早速取り外しましょう。
ネジが取れたら表にして、キーボードを本体から引き剥がします。簡単なストッパーで止まっているだけなので、端から針やヘラなどを使えば簡単に取れます。
製品の型番を確認
キーボードを外すと、黄色の枠の中にあるベルト状のコードがキーボードと本体を結びつけていると思います。
矢印方向に引っ張ればとれますが、この段階ではまだ取りません!
黄色の枠の中にあるコードが抜けないように注意しながら、赤枠内の製品番号をチェック。キーボードの型番を控えます。
どのメーカーも全ての製品ごとにキーボードを作成しているわけではなく、共通のキーボードを使っているパソコンは数多く存在しますが、数が多すぎるので、パソコンの型式から全てのキーボードの型式を明確にすることは不可能です。
もちろんパソコンの型式などから、キーボードが特定できる場合も多いので、特定できているならキーボードを外して調べる必要はありません。
え?もう外しっちゃいました???
ショッピングサイトで入手
ヤフオクやアマゾンなどで、キーボードの型番を検索し、安い製品を探しましょう。
アキバなどのパーツ屋で手に入れるのも良いですが、素人には敷居が高すぎます。そもそもある程度知識がある人間ならこのサイト自体見ていないと思いますしね・・・
無事商品が注文できたら、パソコンを使う用事のある方は、パソコンを元に戻します。その時どうせすぐ外すことになるので、キーボードと本体を留めていたネジは付けなくても構いません。
すぐには使わない、サブパソコンがある方などは、そのまま放置が一番楽でしょう。ただしネジだけは無くさないようにしてください。
取り付け
製品が届いたら早速取り付けです。
この画像を覚えていますか?今度は思い切り引き抜いてしまってOKです。
無事取れました。右が取り外したキーボード、左が購入したキーボードです。
ここからが最後の難関です。矢印の向きに新しいキーボードのコードを差し込みます。
パソコンの型にもよるかも知れませんが、これがなかなか入らないんですよね・・・
下の図のように、パソコンを180度開き、ディスプレイを自分側にして入れると比較的簡単に行くかもしれません。
完成
きちんとネジを戻して、完成です!
電源を入れてキーボードが正常に動くかをチェックしましたが、問題ありませんでした。
まとめ
今回かかった費用はキーボード1,500円、送料120円(ヤマトDM便)でした。
作業自体は難しくありませんでしたが、キーボードと本体を留めるネジを探すのが大変でした。
裏側のカバーを外さずにネジが取れるタイプのパソコンなら良かったのですが、私のは一番面倒いタイプのパソコンでしかたからね・・・
まぁ、それでもユーチューブなどで少し勉強して、あとはあれこれいじっていると何となく出来てしまうものですね。
業者にお願いするのに比べれば兎に角安い!
とりあえずパソコンの型番からネットショップでキーボードを探してみて、安いのが見つかれば絶対に自分でやったほうがお得です。
キーボードが壊れるからには、それなりの年数使っているパソコンがほとんどだと思います。
それを最悪10,000万円以上出して治すくらいなら、とりあえずやってみるのも悪くないと思います。
ただし、外付けのHDDなどに必ずデータのバックアップを取っておいてくださいね。