クラウドワークスでブログの記事を外注してみた!-クラウドワークス・ランサーズ体験・比較など
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最近流行りのクラウドワークス。
依頼者からはコピペが多い、非承認できる件数が少なく払い損だ、受注者からは単価が安い、文章だけ盗られたなど非難も多いですが、使い方次第ではWIN WINの関係も夢ではありません。
「Crowd Works」と「ランサーズ」の二大サイトが有名ですが、記事の執筆を依頼するライティング作業について、依頼者目線から使ってみた感想を書いてみます。
どんなふうに頼めばいいの?
依頼したい仕事が決まったら、どんなふうな依頼を出すのかを決めましょう。それさえ決まればあとはサービス提供会社が用意してくれば、超簡単依頼フォームに入力するだけです。
依頼形式
依頼形式は大きく分けて2つ
タスク
「単価は安いけど、みんなドンドン来て~」っていうのがタスクです。10件応募かけて10件応募が来たら、非承認以外のモノ以外は総取りです。
私は勝手に「地引網」と呼んでいますが、玉石混合、質はイロイロあるけど、兎に角安く、早く、沢山記事が欲しい時に有効です。
プロジェクト
「単価は高いけど、質にこだわりたい」あなたならこの方式。応募者ひとりひとりをじっくり吟味して、気に入った応募者に任せることができます。
私は勝手に「一本釣り」と呼んでいますが、HPの作成やイラスト作成など、気合の入った案件に有効です。
どんな会社があるの?
日本には多くのクラウドワークスの会社がありますが、まず押さえておきたいのはこの2社。ここをしっかり押さえて、必要に応じて他のサービスものぞいていきましょう。
Lancers(ランサーズ)
拒否が可能な件数は、全体の作業数の30%以下となっております。
業件数が上限1件~3件のタスクにつきましては作業拒否を行うことができません。
注意点-ここがポイント
どちらかというとプロが多く、お金と時間をかけても質にこだわりたい人向けです。 作
ただし、3件以下の場合は非承認ができません。
受注者が全てこちらの最低限の要求をクリアしてくれれば良いのですが、ネットからの登用や質の著しく文章など、全く無いわけではありません。
注意が必要です。
Crowd Works(クラウドワークス)
注意点-ここがポイント
主婦などの登録が多かったが、最近はプロのフリーランスがランサーズから乗り換えているとの噂あり。単価が安く納期が早い分質は下がるが、体験談など簡単なライティングならこちらの方が適している。
結局どっちがいいの?
As you like(お好きなように)
実際に二つのサイトを見比べてみましたが、やはりランサーズの方が単価も高めで、1件の案件に対する応募件数も少なく、プロ向きの印象があります。
しかし、どちらのサイトにも登録している人も多く、きっちり線引きがされているかといえばそうでもありません。
どっちを選んでもそれほど大きく失敗したとはならないと思います。
上記のことはあくまでも大まかな特徴・傾向ですので、依頼を出す際には自分の目でしっかり見極めて、好みに合わせて依頼を出すようにしてください。
どっちにも出してみるというのも良いですよね。
まずは恐れず体験してみよう
依頼が来なかったらどうしよう・・・コピペばかりの文章だったらどうしよう・・・自分が求めているものとは全く違った物が納品されたらどうしよう・・・
実際に使ってみる前は、そんな不安ばかりが頭の中を駆け巡るかも知れません。
でも迷っていても何も始まりません。
案件にもよりますが、簡単な執筆依頼なら失敗したって、高々数百円~数千円です。
キャバクラのおねんちゃんに気前よくおごってるのに比べれば安いもんですよ!
人がお金を出すのに臆病になるのは、何が何でも払った対価以上のモノを取り返そうとするからです。
でも、「俺、今クラウドワークスで依頼出しちゃってるよ!」
なんか、プロっぽい!!!
何がプロっぽいんだか分からないけど、取り敢えずこの感覚だけ味わうためだけにお金を払いましょう!
ほら、送られてくる内容なんて何も期待しなくて済むでしょ?
依頼
能書きが長くなってしまいましたが、実際依頼してみました。
Crowd Worksで依頼
今回はクラウドワークスに依頼を出してみました。
理由は誰もが書ける簡単な依頼なので、早く安く沢山の応募を期待していたから。
依頼内容はこんな感じです。
公開日 2016年03月21日 応募期限 2016年04月04日
仕事 ライティング(経験不問) »
記事・コンテンツ作成
支払い方式 タスク 単価 54円 / 件
件数 10件
1人あたりの 作業件数
1人あたり1件まで
記事のジャンル 住まい・生活
記事のテーマ 身内・知人の葬儀で見たこと・聞いたこと・体験したこと
依頼詳細 ■目的)ブログで紹介します。
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親・兄弟・親戚・知人・友人・同僚・・・葬儀で体験してみて感じたこと、難しかったこと、大変だったこと、感想、悲しい葬儀、地域独特の変わった風習、笑える葬儀の失敗談など、葬儀のその後の気持ちの変化、生活の変化、疑問に思ったこと、見たこと・聞いたこと・感じたこと、何でもお聞かせください。
ネットからのコピーなど既存媒体からのパクリは承認できかねますが、その他は基本的にどたなでも自由にお書きください。
求める人物像・趣味など
初心者歓迎 注意点・禁止事項 ネットや他の媒体からのコピー、盗用、以前他の他者に提案した内容などはおやめください。 あくまでも完全オリジナルでお願いいたします。
400文字~でお願いします。
依頼内容を入力し、クレジットカードや銀行振込などで仮払いが完了しれば、作業は終了です。
400字~で単価は54円(税込)
大勢の人間の目に触れる追加オプション(有料)はもちろん、3人の人間に依頼内容を通知する無料の通知サービスも一切拒否!
こんな依頼で来るわけないよ!
期間は2週間と弱気で設定。まぁ期限までに2-3件くれば上出来です。あとは・・・
「家宝は寝てまて」
気長に待ちましょう!
が!!!
社長の目を盗み、仕事の合間を縫って、依頼を出したのがPM3時。ものの数時間で10件の応募枠は埋まってしまいました!
いやいや、何かの間違いでしょ!?
って思いましたが、本当に10件の応募が来てしました!
スペースの関係上画像には3件しか表示されていませんが、確かに10件来ています。見づらいですが数十分単位で応募があることが確認できます。
日本は私が思っている以上に素敵なところでした。
一瞬でも疑ってしまった関係各位の皆様、
大変に申し訳ございませんでしたm(_ _)m
注意点-ここがポイント
応募の条件
ひとりが応募できる件数を選択することが可能です(上記の依頼内容参照)
複数件応募をかける時は必ず「ひとり1件まで」を選択しましょう。
10件応募をかけたとして、良からぬ人間が10件コピペの文章を納品したとしましょう。非承認は3件までですので、必然的に7件分の料金を支払わなければならなくなります。
保険をかける意味でも最大限活用したいところです。
検証
細かいことを言ったらキリがありませんが、私としては今回の初チャレンジは概ね成功だったと考えています。
その要因と応募された文章の簡単なチェックなどを見てください。
応募が簡単に集まった要因は欲張らないこと
一にも二にも欲張らないことです。私の場合こんな感じ。
- 「初心者大歓迎」
- 誰でも経験した事があり、気軽にかける内容の体験談だったこと。
- テーマは様々シチュエーションをこれでもかってくらいに書き込み、具体的なイメージを明確にしたこと。
- それでいて「コピペ・使い回し」以外の禁止事項は入れず、全体的な縛りは緩めにしたこと。
- 文字数は400文字~と絶妙なラインを突いたこと。私もブログを書いているので分かりますが、500文字~600文字で若干身構え、1,000文字で姿勢を正し、1,000文字以上で正座します。400文字とは原稿用紙1枚分ですから、楽な気持ちで何となく書き始めても行ってしまいものです。
本音から言えば
「質の高いものを1,000文字以上で、ユーモアや泣き所なども入れつつ、起承転結が明確な文章で、読みやすく、コピペチェク合致率10%以下で、あとから検索が狙えて、はてなブログでバズりそうな記事の・・・」
これを100円くらいで2-3日中にお・ね・が・い♡
と言いたいところですが、誰も依頼を受けてくれません!
本当にそんな記事が欲しいなら、
自分で書けよ!!!
って話になってしまいます。
こちらが「良い記事を少しでも早く安く」と考えているように、依頼を受ける側だって「なるべく簡単で割のいい仕事を」と考えるのは当然です。
相手の気持ちも考えて、落としどころはわきまえる。
顔の見えないネット上のやり取りだからこそ、しっかりと認識しておきましょう。
コピペチェック率
ここらがみなさんが大きく気になっているところ。
クラウドワークスでは応募に対してコピペチェックを行い、詳しい分析結果を表示してくれます。もちろん応募者の過去の仕事やその成果なども調べられます。
コピペチェックを知りたい場合は検索結果ボタンを押すと詳しい分析結果が見れますが、総じて一致度は低くはありませんね。
詳しい一致率は以下のとおり。
36%(2件) 42% 46%
50% 53%(2件) 55% 56% 59%
この数値を高いと見るか許容範囲と見るかは人それぞれでしょうが、依頼内容によりけりではないでしょうか。
今回の場合は400文字という少ない文字数の中、同じテーマについて書いている以上、ある程度数値が高くなってしまうのは仕方がないと判断しました。
しかし細かくチェックした結果、残念なことに若干ネットの文章を元に言葉を足したと思われるものもありました。
2割程度は覚悟しましょう。
ちなみに非承認にすれば枠が空きますので、また他の人が応募してきます。
承認期間は応募日から2週間です。この期間に承認か非承認かを決めないと、全て承認とみなされます。
使い方を考えよう
どの程度のボリュームのサイトにどの程度の合致率の記事をアップしたら、サイト経営者の恐るグーグル先生からペナルティが来るのかは分かりません。
しかし、ペナルティに怯えてチェックやリライトに多くの時間を取られるようでは、本末転倒です。
思い切って引用文にしてしまうなど、割り切った使い方を考えましょう。
価格
ここも難しいところですね。
はじめから高く設定してしまうのは禁物です。残念ながら受注登録者にはある一定の割合で良からぬ輩も存在します。
こうした相手に対して高いお金を取られ、クラウドワークスが嫌になってしまっては元も子もありません。
依頼は何度でも出せるのですから、はじめは低い金額で依頼を出して経験を積み、それを元に求める案件ごとに微調整をかけていけばいいのです。
非常に多くの案件が出ていますので、まずは同じような案件をじっくり観察しましょう。
記事の使い方
他のサイトとの類似率も非常に低く、完成された質の高い文章ならばそのまま使うことも可能でしょうが、単価の安いタスク方式ではあまり期待しない方が良いでしょう。
リライト前提
ネタと土台の提供元と割り切り、リライトして使用する。
自らネタを探し、1~10まで自分で文章作成を行うのは大変です。たかだが数十円から百円程度でことらが与えたテーマに沿ってネタと土台を作ってくれると思えば有難いことです。
あとは自力で望む文字・望む質まで高め、自らの素晴らしいブログのいちページにアップしてください。
レビュー・体験談・見解・感想
タスクは商品やサービスのレビューや体験談、世の中の事象に対する見解、感想などを募集するのは非常に有効だと思います。
それに対する解説や自分の見解を述べれば、ただの丸パクリの記事ではなく、ひとつの立派なコンテンツとして仕上がります。
前述の通り、納品された文章全体を引用文にすれば、パクリとみなされグーグル先生から正義の鉄槌を喰らうこともありません。
まとめ
だいぶ長文になってしまいましたが、そろそろまとめに入りましょう。
目的や使い方は明確に
意外と重要なことですが、何故それを依頼するのか?どういった使い方をしたいのかを明確にしておくことは重要です。
なんだかよく分からないけど、とりあえず依頼を出して、応募の文章を見てから使い道を考えようでは結局タンスの・・・もといPCの肥やしとなりかねません。
実は他のサービスで依頼して、お蔵入りした文章がいつくかあります。
また、依頼者にもそれを明確に伝えることによって、相手もそれを意識した文章を書くことができます。
私は依頼欄に「ブログで紹介するため」との記述を入れました。
これは案外重要なことだと思います。
依頼理由-自分の得意分野こそ作成依頼を!
最後に私がクラウドワークスに仕事を依頼した理由を聞いてください。
その理由は、
ブログのネタが欲しかったから!
世間の声を知りたかったからです。
遺族や親族、参列者はどう思っているのか?何に不安を抱き、何に疑問を持っているのだろうか?
顔が見えない相手だがら言える本音が知りたかったのです。
私は葬儀のプロです。
分かっているつもりでも、気がついていなかったこと、いつの間にか忘れてしまったことが沢山あります。
そうしたひとつひとつを再確認し、また初めて知り、葬儀のプロとしての見地から、的確なアドバイスをすることが出来るかもしれない。
それはやがてサイトをより専門性の高い、強固な力に変えてくれるものでもあります。
そのために多くの人の意見が聞きたい。
こうしたビジョンをしっかりと持って依頼をかけたから、受注者の文章を値段の何倍も活用できる自信があります。
自分が得意とする分野があるならば、敢えてそれに対する作成依頼を出してみるものいいかも知れません。
この記事を読んで少しでも新たな一歩を踏み出す人が出てくることを願っています。
ココナラ
最後・最後詐欺になってしまいますが、本当に最後です・・・
もっと気軽に依頼を出したいなら、こちらのサービスもオススメです。
こちらは主に受注者が受注したい内容をアップするサイトです。(もちろん依頼者が依頼内容をアップすることも可能です)
最低単価はかなり高めですが、気軽に依頼できるという面ではメリットがあります。
私の紹介コードを貼っておきます。
2nd8k
コード入力で300円もらえます。良かったら是非!
あわせて読みたい!いや、読んでいただきたいm(_ _)m!
いやいや、読んでくださいm(_ _)m!