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新型身代金ウイルス猛威 添付ファイル開くと「脅迫文」

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メールに仕込まれたPCウィルスの一種、ランサムウェアによる被害が急増している。

被害が拡大している「Locky(ロッキー)」だけでも日本で約50万件見つかっているが、それ以外にも数多くのランサムウェアが見つかっており、数十倍から数百倍のランサムウェアが日本に送られていると見られる。

 

新型身代金ウイルス猛威 添付ファイル開くと「脅迫文」

 

パソコンのファイルを改ざんし、復元する条件として身代金を要求するウイルス「ランサム(身代金)ウェア」が添付された不審な電子メールが、今月に入り海外から日本に大量に送りつけられていることがわかった。

 

国内での発見数は42万件を超え、情報セキュリティー会社は心当たりのないメールを開かないよう呼びかけている。ウイルスは新型で、名前は「Locky(ロッキー)」。

トレンドマイクロ(東京)によると、感染するとパソコン内の文書や画像、動画ファイルなどが暗号で書き換えられる。その後、暗号を解除するカギと引き換えに、匿名で取引できる仮想通貨のビットコインの支払いを求められる。

数十種類の言語で支払いを求める「脅迫文」が表示されるのが特徴だ。

添付ファイルには請求書を装った「invoice」「Payment」や、複合機のデータを偽装した「SKMBT」「Document2」などの表題が使われている。  

 

日本でも大量に出回り始めた。

メールの添付ファイルを開くと感染する手口で、28日までに累計約42万7千件が見つかり、多い日は十数万件が発見された。同じ時期に世界全体では約400万件が見つかっているという。  

 

検証用のパソコンで添付ファイルを開くと、パソコン内の画像ファイルが書き換えられ、「脅迫文」が表示された。その後も、似たようなメールが何通も送られてきた。  

 

トレンドマイクロの岡本勝之さんによると、日本では約2万5千円相当のビットコインを要求された例がある。

暗号を解除するカギを入手できたとしてもファイルが元通りになるとは限らず、岡本さんは「金銭の支払いに応じてはいけない」と警告。

「パソコンのデータを定期的にバックアップすることが大事」と話す。

 

朝日新聞